令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48
テクノロジシステム開発技術
この問題は2023(R5)秋 応用情報技術者 午前に出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
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問題は発生していないが,プログラムの仕様書と現状のソースコードとの不整合を解消するために,リバースエンジニアリングの手法を使って仕様書を作成し直す。これはソフトウェア保守のどの分類に該当するか。
解答・解説を読む
正解: 選択肢ア
JIS X 0161に基づくソフトウェア保守の分類において、完全化保守とは、ソフトウェア製品の引き渡し後に、性能や保守性を向上させるために行う変更のことです。問題文にある「プログラムの仕様書と現状のソースコードとの不整合を解消するために、リバースエンジニアリングの手法を使って仕様書を作成し直す」という作業は、今後の保守作業を円滑に行うための保守性の向上を目的としているため、完全化保守に該当します。したがって、正解は「ア」です。反面、他の選択肢はそれぞれ別の保守目的に対応しています。完全化保守が保守性向上を意図するのに対し、是正や適応、予防は異なる状況下で実施されます。各保守分類の違いを明確に理解しておくことが重要です。それぞれ固有の役割を持っています。これらソフトウェア保守の定義を整理しておきましょう。ソフトウェア保守の適切な選択はシステムの安定稼働と効率化に直結します。保守の分類に関する問題は頻出ですので、用語と内容のセットで正確に覚えましょう。この問題は保守性の向上を目的とした変更である点に着目することがポイントです。システム開発後も運用・保守フェーズでどのような作業が求められるかを把握することが大切です。ソフトウェア開発プロセス全体を俯瞰する視点を持つと理解が深まります。実務における具体的なシーンを想像しながら学習を進めてみてください。以下に各選択肢の解説をまとめます。確認してください。### 各選択肢の解説- ア:完全化保守正解です。性能や保守性の向上を目的とした保守であり、仕様書とソースコードの整合性を図る作業はこれに当てはまります。- イ:是正保守ソフトウェアの引き渡し後に発見された問題を訂正するために行う保守です。バグの修正などがこれに該当します。- ウ:適応保守ソフトウェアの引き渡し後に、OSのバージョンアップや法改正など、変化した環境においてソフトウェアを継続して使用できるようにするための保守です。- エ:予防保守ソフトウェアの引き渡し後に、潜在的な障害が顕在化する前に発見して訂正するための保守です。