令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問10

キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の1/30で,ヒット率が95%のとき,実効メモリアクセス時間は,主記憶のアクセス時間の約何倍になるか。

解答・解説

正解: イ. 0.08

実効メモリアクセス時間は、キャッシュメモリと主記憶(メインメモリ)の両方を考慮した平均的なメモリアクセス時間です。以下の公式で計算できます。

主記憶のアクセス時間を MM とします。
問題文の条件より、各値は以下のようになります。

これらを公式に当てはめると以下のようになります。

  • 実効メモリアクセス時間 = (1/30MM × 0.95) + (MM × 0.05)
  • = MM × (0.03166... + 0.05)
  • = MM × 0.08166...

したがって、実効メモリアクセス時間は主記憶のアクセス時間の約0.08倍となります。

各選択肢の解説

  • ア(0.03): キャッシュメモリのアクセス時間のみを計算した値(1/30 ≒ 0.033)に近いため、誤りです。
  • イ(0.08): 正解です。 上記の計算通り、約0.08倍となります。
  • ウ(0.37): 誤った計算式を用いた場合の値であり、誤りです。
  • エ(0.95): ヒット率そのものの値であり、メモリアクセス時間の倍率ではないため誤りです。

Spineチーム