令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前II 問20

キャッシュフロー計算書における,営業活動によるキャッシュフローは何万円か。

計算対象データ
図の説明テキスト

単位 万円

税金等調整前当期純利益 108
減価償却費 42
売上債権の増加額 60
棚卸資産の減少額 30
仕入債務の増加額 40
法人税等の支払額 62
解答・解説

正解: ウ. 98

キャッシュフロー計算書における、間接法を用いた営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益を出発点として、現金収支を伴わない項目や営業活動に関わる資産・負債の増減額を加減算して求めます。

図表のデータを用いた具体的な計算手順は以下の通りです。

  1. 税金等調整前当期純利益: 108108万円
  2. 減価償却費: 現金支出を伴わない費用であるため、加算します(+42+42万円)。
  3. 売上債権の増加額: 利益には計上されていますが現金をまだ回収していないため、減算します(−60-60万円)。
  4. 棚卸資産の減少額: 在庫が減少して現金化された、あるいは現金支出を伴わずに売上原価となったため、加算します(+30+30万円)。
  5. 仕入債務の増加額: 費用として計上されていますが現金をまだ支払っていないため、加算します(+40+40万円)。
  6. 法人税等の支払額: 実際の現金支出であるため、減算します(−62-62万円)。

これらの数値を合計して、営業活動によるキャッシュフローを求めます。
108+42−60+30+40−62=98108 + 42 - 60 + 30 + 40 - 62 = 98(万円)

したがって、営業活動によるキャッシュフローは9898万円となります。

各選択肢の解説

  • ア:誤り。正しい計算結果は9898万円であり、1414万円ではありません。項目の加減算を誤っています。
  • イ:誤り。正しい計算結果は9898万円であり、7474万円ではありません。項目の加減算を誤っています。
  • ウ:正解。正しく計算した結果である9898万円と一致します。
  • エ:誤り。正しい計算結果は9898万円であり、158158万円ではありません。項目の加減算を誤っています。

Spineチーム