Spine編集部

宅建試験の全体像:2026年度の日程・申込・受験資格・5点免除

宅地建物取引士(宅建士)資格試験は、例年 20 万人以上が受験する国内最大級の国家資格試験です。この記事では、これから宅建の学習を始める方に向けて、2026 年度(令和8年度)の試験日程と、試験制度の基本(受験資格・出題形式・登録講習による 5 点免除)を整理します。

日程・手数料などの実施情報は、試験実施機関である一般財団法人 不動産適正取引推進機構の試験スケジュールが一次情報です。申込前に必ず公式情報を確認してください。本サービスは試験実施機関が提供・監修するものではありません。

2026年度(令和8年度)の試験日程

項目 日程・内容
試験日 2026年10月18日(日) 13:00〜15:00(2時間)
インターネット申込 7月1日(水)9:30 〜 7月31日(金)23:59
郵送申込 7月1日(水) 〜 7月15日(水)
受験手数料 8,200円
受験票発送 10月2日(金)
合格発表 11月25日(水)

申込期間が試験日の約 3 か月前に締め切られる点に注意してください。「勉強が仕上がってから申し込む」ことはできず、7 月末までに申込を済ませ、そこから本番までの約 2 か月半で仕上げる流れになります。

受験資格 — 制限なし

宅建試験に年齢・学歴などの受験資格制限はありません。最新の申込条件は宅建試験FAQと当年度の試験案内を確認してください。

出題形式 — 50問すべてが四肢択一

試験は 50 問・四肢択一のマークシート方式で、記述式はありません。2 時間で 50 問なので、単純計算で 1 問あたり 2 分 24 秒。知識が曖昧なまま選択肢を眺めて悩む時間はほとんどありません。

出題分野は 4 つに分かれ、配分は毎回ほぼ固定です。

分野 出題数 主な内容
権利関係 14問 民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法
法令上の制限 8問 都市計画法・建築基準法・国土利用計画法など
税・その他 8問 税法・地価公示・統計・免除科目
宅建業法 20問 宅地建物取引業法・住宅瑕疵担保履行法

この配分が学習戦略の出発点になります。詳しくは分野別出題分析で、Spineが収録する25年分・全27回のうちタグ整備済みの直近8回分・400問を集計したデータとともに解説しています。

4 分野は出題数だけでなく、解答にかかる時間の性質も異なります。宅建業法は条文知識をそのまま問う出題が中心で、知っていれば数十秒で判断できる問題が多い分野です。一方、権利関係は当事者関係を整理しながら読む事例形式が多く、1 問に 3〜4 分かかることも珍しくありません。「平均 2 分 24 秒」を全問に均等に割り当てるのではなく、業法で時間を稼ぎ権利関係に回す、という緩急が実戦上の前提になります(解く順序の組み立ては過去問ドリルの回し方で扱います)。

登録講習による 5 点免除

宅建業に従事している方(従業者証明書を持っている方)は、登録講習の修了試験に合格し、所定の期間内に申し込むと5問免除の45問で受験できます。対象者・有効期間・申込条件は不動産適正取引推進機構の登録講習案内を確認してください。2026年度の開始時刻など、当日の詳細は当年度の試験案内が正本です。

免除対象は統計や土地・建物など、直前の暗記負担が大きい範囲です。該当する方は活用を検討する価値がありますが、講習の申込・修了には時間がかかるため、受験年度の早い段階で判断する必要があります。

この「5 点」の重みは、実際の出題データで確認できます。Spine のタグ実測(タグ整備済みの直近 8 回・400 問)では、免除範囲にあたる「統計」「住宅金融支援機構」「景品表示法」のタグが各 8 回(=集計期間の毎回)、「土地・建物」が 16 回現れており、免除対象の範囲は毎回ほぼ同じ構成で出題されています。近年の合格点が 33〜38 点の間で動いていることを踏まえると(合格点の推移)、この 5 問分を暗記なしで確保できる効果は小さくありません。

申込から本番までの時間感覚

7 月末の申込締切から試験日までは約 2 か月半(11 週間)です。標準学習時間の相場(300〜600 時間)を考えると、申込時点で学習ゼロから始めるのはかなり苦しい日程です。申込の時点で宅建業法と権利関係の主要テーマを一巡できているかどうかが、直前期の過ごし方を大きく左右します。期間別の組み立ては学習スケジュールで 6 か月/3 か月それぞれのプランを示しています。

合格までの距離感

合格に必要な得点の目安と近年の合格点の推移は合格点の推移と目標得点戦略で、学習時間の相場と期間別の計画は学習スケジュールで解説しています。

まず試験問題の感触をつかみたい方は、宅建の体験デモで実際の過去問 2 問を、選択肢 1 つずつの解説つき・登録なしで解けます。


出典

読んだら、解いて試す

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