令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 システムアーキテクト試験 ネットワークスペシャリスト試験 ITサービスマネージャ試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問題【共通】 問1

任意のオペランドに対するブール演算Aの結果とブール演算Bの結果が互いに否定の関係にあるとき,AはBの(又は,BはAの)相補演算であるという。排他的論理和の相補演算はどれか。

図表 bb_3_1
図の説明テキスト

選択肢ア〜エに対応する4つのベン図。それぞれ四角枠の中に2つの円が重なって描かれており、異なる領域が斜線で網掛けされている。

  • ア(等価演算): 2つの円の共通部分と、円の外側(四角枠内)が網掛けされている。
  • イ(否定論理和): 2つの円の外側(四角枠内)のみが網掛けされている。
  • ウ(論理積): 2つの円の共通部分のみが網掛けされている。
  • エ(論理和): 2つの円全体(和集合部分)が網掛けされている。
解答・解説

正解: ア. 等価演算

設問は、排他的論理和の相補演算(結果が互いに否定の関係にある演算)を求めるものです。

排他的論理和(XOR)は、2つの入力が異なる場合(一方が真で他方が偽)に結果が真となる演算です。これをベン図で表すと、2つの円が重なっていない、それぞれの単独部分が網掛けされた状態になります。

その相補演算は、排他的論理和の結果を反転させたものとなります。つまり、2つの入力が等しい場合(両方が真、または両方が偽)に結果が真となる演算です。

図表のベン図を確認すると、

  • 2つの円が重なっている部分(両方の入力が真)
  • 2つの円の外側(両方の入力が偽)
    の2箇所が網掛けされているのは、等価演算のベン図である「ア」です。したがって、アが正解となります。

各選択肢の解説

  • ア 等価演算: 正解。入力が等しい場合(共に真、または共に偽)に真となる演算であり、排他的論理和の相補演算(否定)にあたります。ベン図では、2つの円の共通部分と、円の外側の両方が網掛けされています。
  • イ 否定論理和: 誤り。論理和の否定(NOR)であり、両方の入力が偽の場合のみ真となります。ベン図では、2つの円の外側のみが網掛けされています。
  • ウ 論理積: 誤り。両方の入力が真の場合のみ真となる演算(AND)です。ベン図では、2つの円の共通部分のみが網掛けされています。
  • エ 論理和: 誤り。少なくとも一方の入力が真であれば真となる演算(OR)です。ベン図では、2つの円の全体(和集合部分)が網掛けされています。

Spineチーム