◀2024(R6)秋 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前II 問15▶令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15テクノロジセキュリティ技術暗号方式・ハッシュ楕円曲線暗号に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア. AESに代わる共通鍵暗号方式としてNISTが標準化している。イ. 共通鍵暗号方式であり,デジタル署名にも利用されている。ウ. 公開鍵暗号方式であり,TLSにも利用されている。エ. 素因数分解問題の困難性を利用している。解答・解説正解: ウ. 公開鍵暗号方式であり,TLSにも利用されている。楕円曲線暗号(ECC: Elliptic Curve Cryptography)は、楕円曲線上の離散対数問題の困難性を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式です。RSA暗号等の他の公開鍵暗号方式と比較して、より短い鍵長で同等の安全性を実現できるため、処理速度の向上やメモリの節約が可能であり、SSL/TLSなどの通信プロトコルやデジタル署名(ECDSA)、スマートカードなどで広く利用されています。 各選択肢の解説 ア: 楕円曲線暗号は共通鍵暗号方式ではありません。また、AES(Advanced Encryption Standard)に代わるものでもありません。 イ: デジタル署名(ECDSA)には利用されますが、共通鍵暗号方式ではなく公開鍵暗号方式です。 ウ: 正解です。 楕円曲線暗号は公開鍵暗号方式であり、TLSにも利用されています。 エ: 素因数分解問題の困難性を利用しているのはRSA暗号です。楕円曲線暗号は「楕円曲線上の離散対数問題」の困難性を利用しています。 Spineチーム公開日: 2026年8月15日更新日: 2026年10月21日 解答前は解説を閉じておく(この端末の設定)もう一度解く