親和図法(しんわずほう)

事実や意見、発想などの定性的な言語データをカードに書き出し、内容の似通ったもの同士を集めて体系化していく手法。新QC七つ道具の一つに数えられ、混沌とした状況から解決すべき課題の構造を浮き彫りにする収束技法として位置付けられる。

詳細解説

文化人類学者の川喜田二郎氏が考案したKJ法を原型としており、数値化できない情報を整理する場面で活用されます。作業手順としては、ブレーンストーミングなどの発散技法で集めた雑多な情報や現場の事実を1件ずつ個別のカードに記入し、あらかじめ分類の枠組みを決めずに全体のカードを眺めて、直感的に内容の近いものを小グループにまとめます。そのグループの本質を短い見出しで表した表札を付け、さらに大グループへと段階的に統合して相互の関連を図解します。

目的を達成するための手段を階層的に展開していく系統図法や、結果と原因の結び付きを整理する特性要因図とは異なり、全体の構造が見えない状態からボトムアップで課題を明確にする点に特徴があります。

親和図法が問われた過去問

  • 2022(R4)秋 午前 問76引き出された多くの事実やアイディアを,類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。
  • 2022(R4)秋 午前I 問29引き出された多くの事実やアイディアを,類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。
  • 2025(R7)春 午前 問75引き出された多くの事実やアイディアを,類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。

親和図法が登場する過去問

  • 2022(R4)春 午前II 問19問題解決に当たって,現実にとらわれることなく理想的なシステムを想定した上で,次に,理想との比較から現状の問題点を洗い出し,具体的な改善案を策

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