令和4年度 ITパスポート試験 公開問題 問24
ストラテジAI・データ活用AI の技術(機械学習・生成AI の仕組み)
教師あり学習の事例に関する記述として,最も適切なものはどれか。
解答・解説
正解: エ. 録音された乳児の泣き声と,泣いている原因から成るデータを収集して入力することによって,乳児が泣いている原因を泣き声から推測する。
教師あり学習とは、入力データとそれに対応する正解データ(ラベル)のペアをあらかじめシステムに与えて学習させ、未知のデータに対する分類や予測を行う機械学習の手法です。
本問では、「録音された乳児の泣き声(入力データ)」と「泣いている原因(正解データ)」のペアを用いて学習させているため、選択肢エが教師あり学習の事例として最も適切です。
各選択肢の解説
- ア:入力された画像の特徴から利用者の好みを把握し、商品を提案しています。正解データを与えずにデータに潜む構造や特徴を見つけ出しているため、教師なし学習などの事例に該当します。
- イ:あらかじめ準備しておいたルールベースのプログラムによって条件分岐等で判断を行っており、データからシステムが自ら学習する機械学習ではありません。
- ウ:ロボットが動作の訓練(試行錯誤)を繰り返し、目的を達成するための最適な行動を学習しています。これは強化学習の事例です。
- エ:正解。「泣き声(入力データ)」と「泣いている原因(正解データ)」のペアから成るデータを収集して学習し、新たなデータから結果を推測しているため、教師あり学習の事例です。