昭和63年度 宅地建物取引主任者資格試験 問9
権利関係保証・連帯債務
この問題は1988年度(S63)に出題されたものです。出題時点の法令・制度に基づく内容のため、現行の内容と一致しない場合があります。
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保証債務に関する次の記述のうち, 民法の規定によれば, 誤っているものはどれか。
解答・解説を読む
正解: 選択肢2
本問は、民法上の保証債務に関する正しい理解を問う問題です。正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1(正しい): 保証債務には付従性があります。主たる債務が成立しない場合や無効である場合には、保証債務も無効となるため、この記述は正しいです。
選択肢2(誤り・正解): 主たる債務者に対する時効の更新(時効中断)の効力は、保証人だけでなく連帯保証人にも及びます(民法第457条第1項)。したがって、「連帯保証人には及ばない」とするこの記述は誤りとなります。
選択肢3(正しい): 債務者が保証人を立てる義務を負う場合、その保証人は「行為能力者であること」および「弁済をする資力を有すること」という要件を満たす必要があります(民法第450条第1項)。したがって、この記述は正しいです。
選択肢4(正しい): 通常の保証人は、債権者から履行を請求された場合、「まず主たる債務者に催告せよ」と主張することができます。これを催告の抗弁権と呼びます(民法第452条)。ただし、連帯保証人にはこの権利は認められません。したがって、この記述は正しいです。