データリネージ(でーたりねーじ)

データの出自から最終的な利用箇所に至るまでの移動経路や、その過程で施された抽出・結合・集計などの加工履歴を追跡可能にしたメタデータの一種。英語の Data Lineage(血統・系譜)に由来し、分析結果の根拠の確認やシステム変更時の影響範囲の特定に用いられる。

詳細解説

現代の組織では、基幹業務システムなどの記録からデータウェアハウスや分析基盤へと情報が移される間に、複数の段階にわたって集計や形式の変更が行われます。この一連の流れを可視化しておけば、帳票や分析レポートの数値に不審な点が見つかった際、処理を上流へさかのぼって原因がどの工程や発生元にあるかを素早く突き止められます。反対に、上流のテーブル定義を改修したり元データに誤りが判明したりした場合には、下流へたどることでどのシステムやレポートに波及するかを漏れなく洗い出すことができます。アクセス権限の設定情報や各項目の意味・型といった静的な定義情報とは区別され、データの動的な変遷を表す点が特徴です。

データリネージが問われた過去問

  • 2022(R4)春 午前II 問21データウェアハウスのメタデータに関する記述のうち,データリネージはどれか。
  • 2024(R6)秋 午前II 問18データウェアハウスのメタデータに関する記述のうち,データリネージはどれか。

関連する分野

データマネジメント

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