XOR(えっくすおあ)
2つの入力値が互いに異なるとき(一方が0で他方が1のとき)に1を出力し、同じとき(両方とも0、または両方とも1のとき)に0を出力する論理演算およびその論理ゲート。Exclusive ORの略称で、日本語では排他的論理和と呼ばれ、EORと表記されることもある。
詳細解説
論理回路の図記号(MIL記号)では、ORゲートの入力側に曲線をもう1本追加した形で表されます。通常の論理和(OR)は2つの入力がともに1のとき1を出力しますが、排他的論理和では0になる点が決定的な違いです。また、出力を反転させて2入力が一致するときに1を出力する回路は、否定排他的論理和(XNOR)または一致回路と呼ばれます。
2進数の1桁同士を足し合わせる半加算器では、1+1が桁上がりを伴って下位桁0になるため、桁上げなしの和(S)を求める演算にXORゲートが用いられます。さらに、あるビット列に対して同じマスク値で2回続けて排他的論理和をとると元のビット列に戻る性質や、1との演算でビットが反転し0との演算でそのまま保持される性質があるため、特定のビットの反転処理やパリティビットの生成、共通鍵暗号のストリーム処理などにも広く応用されています。
XORが登場する過去問
- 2024(R6)春 午前 問21入力が A と B,出力が Y の論理回路を動作させたとき,図のタイムチャートが得られた。この論理回路として,適切なものはどれか。