令和6年度 ITパスポート試験 公開問題 問10
ストラテジ法務・標準産業財産権・不正競争防止法
不正競争防止法で規定されている限定提供データに関する記述として,最も適切なものはどれか。
解答・解説
正解: イ. 特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上又は営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。
不正競争防止法における限定提供データの定義は以下の要件を満たすものとされています。
- 業として特定の者に提供する情報であること
- 電磁的方法により相当量蓄積され、管理されている技術上又は営業上の情報であること
- 秘密として管理されているものを除く(営業秘密には該当しない)こと(令和5年改正前の文言です。改正後(2024年4月1日施行)の定義では「営業秘密を除く」とされています)
この定義に基づいて各選択肢を評価します。
各選択肢の解説
- ア: 誤り。「1回に限定して提供する前提」という回数の規定はありません。
- イ: 正解。電磁的方法による蓄積・管理、秘密として管理されているものを除くなど、令和5年改正前の限定提供データの要件を正確に記述しています。
- ウ: 誤り。限定提供データは電磁的方法によって蓄積・管理されている必要があり、金庫などでの物理的な管理は該当しません。
- エ: 誤り。定義において「秘密として管理されているものを除く」(令和5年改正後は「営業秘密を除く」)と明記されているため、営業秘密は限定提供データに含まれません。