サイバーフィジカルシステム(さいばーふぃじかるしすてむ)

別表記: CPS

センサーなどを通じて実空間(フィジカル空間)から多様なデータを収集し、コンピュータ上の仮想空間(サイバー空間)で大規模な解析やシミュレーションを行い、そこで得られた知見や制御指令を実空間へ還流させて設備の最適化や課題解決を実現するシステム形態。英語のCyber-Physical Systemの頭文字からCPSとも略される。

詳細解説

工場の生産ラインや交通網、社会インフラなどの状況をIoT機器で継続的に計測し、クラウド上のAIなどで処理した結果をアクチュエーターや現場の機器へ返して制御する一連の循環構造を指します。第4次産業革命(インダストリー4.0)やSociety 5.0を支える中核的な概念として位置付けられています。

関連するデジタルツインが実空間の環境や機器を仮想空間上に再現するモデルに焦点を当てるのに対し、CPSは計測から解析、実空間への制御という循環全体を含むシステム体系を表します。物理機器を論理的に分割するサーバ仮想化や、人が仮想空間を体験するVRとも別個の技術です。なお、公開鍵基盤(PKI)で認証局が定める認証業務運用規程も英語の頭文字が同じCPSになるため、文脈で見分ける必要があります。

サイバーフィジカルシステムが問われた過去問

  • 2022(R4)秋 午前 問73サイバーフィジカルシステム(CPS)の説明として,適切なものはどれか。
  • 2022(R4)秋 午前I 問28サイバーフィジカルシステム(CPS)の説明として,適切なものはどれか。
  • 2022(R4)春 午前II 問17インダストリー4.0の重要な概念であるサイバーフィジカルシステム(CPS)の説明はどれか。

サイバーフィジカルシステムが登場する過去問

関連する分野

組込み・IoT IoT システム・通信

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