令和2年度 管理業務主任者試験 問23

給排水衛生設備に関する次の記述のうち、給排水衛生設備基準・同解説(公益社団法人 空気調和・衛生工学会)によれば、最も不適切なものはどれか。

解答・解説

正解: 2. インバートますとは、雨水中に含まれる土砂などを阻集するために、泥だめを設けたますをいう。

正解は 2 です。

空気調和・衛生工学会規格『給排水衛生設備基準・同解説(SHASE-S 206)』における用語の定義に関する問題です。インバートますと雨水ます(泥だめます)の定義が混同されています。

各選択肢の解説

  • 1:適切
    排水口空間の正しい定義です。間接排水において、一般排水系統からの逆流による衛生上の汚染を防ぐために設けられる鉛直距離を指します。

  • 2:不適切(正解)
    雨水中に含まれる土砂などを阻集するために泥だめ(深さ 150 mm150\text{ mm} 以上)を設けたますは、雨水ます(または泥だめます)といいます。一方、インバートますとは、汚水や雑排水の敷地排水管に設けられ、汚物などが滞留せずに円滑に流れるよう、底部に半円形の溝(インバート)を設けたますのことです。

  • 3:適切
    逆サイホン作用の正しい定義です。給水管内が負圧になった際、吐水口空間が適切に確保されていないと、容器内の水や液体が給水管側へ吸い込まれて逆流する現象を指します。

  • 4:適切
    伸頂通気管の正しい定義です。排水立て管の頂部をそのまま延長して大気に開放し、管内の圧力変動を緩和する通気管として使用する部分を指します。