解除(かいじょ)
有効に成立した契約を、解除権を持つ当事者の一方的な意思表示によって解消すること。原則として当事者には原状回復義務が生じます。
詳細解説
相手方が債務不履行(約束違反)をした場合に行う「法定解除」や、手付金を放棄して行う「手付解除」などがあります。解除権を行使すると、原則として両当事者には「原状回復義務(受け取っていたお金や物を返す義務)」が生じます。ただし、賃貸借のような継続的契約では解除の効力は将来に向かって生じます。一度した解除の意思表示は、撤回することができません。
解除が問われた過去問
- 2010年度(H22) 問 9契約の解除に関する次の1から4までの記述のうち、民法の規定及び下記判決文によれば、誤っているものはどれか。 (判決文) 同一当事者間の債権債
- 2009年度(H21) 問8売主Aは、買主Bとの間で甲土地の売買契約を締結し、代金の3分の2の支払と引換えに所有権移転登記手続と引渡しを行った。その後、Bが残代金を支払
- 2004年度(H16) 問9AはBに甲建物を売却し, AからBに対する所有権移転登記がなされた。 AB間の売買契約の解除と第三者との関係に関する次の記述のうち, 民法の
- 1998年度(H10) 問8Aが, Bに建物を3,000万円で売却した場合の契約の解除に関する次の記述のうち, 民法の規定及び判例によれば, 誤っているものはどれか。
- 1990年度(H2) 問8契約の解除に関する次の記述のうち, 民法の規定によれば, 誤っているものはどれか。
解除は211問に登場します。分野別の一覧は 契約の成立・解除 から。