令和2年度 管理業務主任者試験 問26
建物・設備の維持保全長期修繕計画
国土交通省策定による長期修繕計画作成ガイドライン(以下、本問において「本ガイドライン」という。)によれば、次の記述のうち、「ガイドラインの目的」として最も不適切なものはどれか。
解答・解説
正解: 4. 本ガイドラインは、外部の専門的知識を有する者による専門委員会を設置し、長期修繕計画における基本方針を決定させることを促すことを目的としている。
正解は 4 です。
国土交通省が策定した「長期修繕計画作成ガイドライン」(出題当時の平成20年6月版)の「第1章 総則 1 ガイドラインの目的」は、長期修繕計画の作成又は見直し及び修繕積立金の額の設定に関して、基本的な考え方等と長期修繕計画標準様式を使用しての作成方法を示すことにより、適切な内容の長期修繕計画の作成及びこれに基づいた修繕積立金の額の設定を促し、マンションの計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施を図ることを目的としています。
選択肢4の「外部の専門的知識を有する者による専門委員会を設置し、基本方針を決定させることを促す」ことは、この目的に含まれていません。
各選択肢の解説
- 1:適切
本ガイドラインは、適切な内容の長期修繕計画の作成や見直しを促すことを目的としています。 - 2:適切
本ガイドラインは、作成された長期修繕計画に基づいた適切な修繕積立金の額の設定を促すことを目的としています。 - 3:適切
本ガイドラインは、適切な長期修繕計画の作成と修繕積立金の設定を通じて、マンションの計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施を図ることを目的としています。 - 4:不適切(正解)
ガイドラインの目的は、上記のとおり適切な長期修繕計画の作成、これに基づく修繕積立金の額の設定、計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施です。外部の専門家による専門委員会に基本方針を決定させることは目的に含まれていません(長期修繕計画の作成・変更は総会の決議事項です。標準管理規約第48条第5号)。