令和2年度 管理業務主任者試験 問44
民法・その他の法令その他の関連法令
各種の法令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説
正解: 2. 警備業法によれば、警備業者は、警備業務を行うに当たって用いようとする服装の色、型式を変更したときは、主たる営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会に届け出なければならない。 / 4. 「建築物の耐震改修の促進に関する法律」によれば、建築物の所有者は、所管行政庁に対し、当該建築物について地震に対する安全性に係る基準に適合している旨の認定を申請することができるが、昭和56年の建築基準法施行令改正以前の耐震基準(旧耐震基準)に基づく建物は対象外である。(複数正解と扱われた問題です)
本問は、複数の選択肢が「誤っているもの」に該当するため、2および4の両方が正解となります。
正解の根拠
- 選択肢2(誤り): 警備業者は、警備業務を行おうとする都道府県の区域を管轄する公安委員会に、警備業務を行うに当たって用いようとする服装の色、型式等を届け出ます(警備業法第16条第2項)。この届出事項を変更したときは、第11条第1項の準用により届出が必要ですが、届出先は「主たる営業所の所在地を管轄する公安委員会」ではなく「当該変更に係る公安委員会」と読み替えられています(第16条第3項)。届出先を主たる営業所の所在地を管轄する公安委員会とする点が誤りです。
- 選択肢4(誤り): 「建築物の耐震改修の促進に関する法律」第22条の認定は、建築物の所有者が所管行政庁に申請し、当該建築物が耐震関係規定等の基準に適合していると認められればされるもので(同条第1項・第2項。認定を受けると、その旨を広告等に表示できます。同条第3項)、建築された時期による限定はありません。昭和56年の建築基準法施行令改正以前の耐震基準(旧耐震基準)に基づく建築物であっても、耐震診断や耐震改修等によって地震に対する安全性に係る基準に適合していると認められれば認定を受けることができ、対象外ではありません。
各選択肢の解説
- 1(正しい): 「自動車の保管場所の確保等に関する法律」第11条第2項第2号により、何人も、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に、道路上の同一の場所に引き続き8時間以上自動車を駐車してはならないと定められています(なお、時間帯にかかわらず、同一の場所に引き続き12時間以上駐車することとなるような行為も禁止されています。同項第1号)。
- 2(誤り): 上記「正解の根拠」のとおり、誤りです。
- 3(正しい): 郵便法第43条および郵便法施行規則第11条第4号により、高層建築物に設置する郵便受箱の差入口の大きさは、縦2センチメートル以上、横16センチメートル以上のものでなければならないと定められています。
- 4(誤り): 上記「正解の根拠」のとおり、誤りです。