令和5年度 管理業務主任者試験 問20

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

解答・解説

正解: 4. 建築基準法により、設置が義務付けられる非常用の照明装置の照明器具にLEDランプを用いる場合は、常温下で床面において水平面照度で1ルクス以上を確保することができるものとしなければならない。

正解は 4 です。

建築基準法に基づき設置が義務付けられる非常用の照明装置において、照明器具にLEDランプや蛍光灯を用いる場合は、常温下で床面において水平面照度で2ルクス以上(白熱灯の場合は1ルクス以上)を確保することができるものとしなければなりません。したがって、「1ルクス以上」としている選択肢4が最も不適切です。

各選択肢の解説

  • 1:適切
    建築物への電力の供給は、供給電圧の区分によって低圧(直流750V以下、交流600V以下)、高圧(直流750V超7,000V以下、交流600V超7,000V以下)、特別高圧(7,000V超)の3種類に分けられます。
  • 2:適切
    単相3線式は、2本の電圧線と1本の中性線の計3本の電線を用いる配電方式です。電圧線と中性線との間からは100V、2本の電圧線の間からは200Vの電圧を取り出すことができ、それぞれ対応する電気機械器具が利用できます。
  • 3:適切
    非常用の照明装置の予備電源として蓄電池を用いる場合、停電時に充電を行うことなく30分間継続して点灯し、必要な照度を確保できる性能が求められます。
  • 4:不適切
    非常用の照明装置において確保すべき床面の水平面照度は、白熱灯を用いる場合は1ルクス以上ですが、蛍光灯やLEDランプを用いる場合は2ルクス以上とする必要があります。