令和7年度 管理業務主任者試験 問8

次の記述のうち、標準管理委託契約書によれば、最も不適切なものはどれか。

解答・解説

正解: 3. マンション管理業者は、年に一度、管理組合の組合員の管理費等の滞納状況を、当該管理組合に報告する。

正解は 3 です。

標準管理委託契約書(別表第1「事務管理業務」1(2)②二)において、マンション管理業者が管理組合に対して行う組合員の管理費等の滞納状況の報告は、「年に一度」ではなく、毎月(月次)行うことと定められています。したがって、選択肢3が最も不適切です。

各選択肢の解説

  • 1:適切
    標準管理委託契約書第9条第3項により、マンション管理業者が管理事務の処理状況及び管理組合の会計の収支状況について報告を行う場合、管理組合はマンション管理業者に対し、管理事務の処理状況及び管理組合の会計の収支状況に係る関係書類の提示を求めることができます。

  • 2:適切
    標準管理委託契約書別表第2「管理員業務」の「3 点検業務」において、建物、諸設備及び諸施設の外観目視点検や、無断駐車等の確認が含まれています。

  • 3:不適切(正解)
    標準管理委託契約書別表第1「事務管理業務」において、収支状況の報告とあわせて、毎月、管理組合の組合員の管理費等の滞納状況を報告することとされています。「年に一度」とする記述は誤りです。

  • 4:適切
    標準管理委託契約書別表第1「事務管理業務」の「2 基幹事務以外の事務管理業務 (2) 建物・設備の管理業務」により、管理対象部分に係る各種の点検、検査等の結果を管理組合に報告するとともに、改善等の必要がある事項については具体的な方策を助言することとされており、この報告及び助言は書面をもって行うと定められています。